最近、ピッチング指導やSNSでよく見かけるようになった
『ディレイドアーム』というキーワード。
一見難しそうな専門用語ですが、実は野球やソフトボールの
投球動作における重要な技術・感覚のひとつなんです。
今回は、『ディレイドアームってなに?』という質問に答えるべく
その意味やメリット・注意点に至るまで
わかりやすく解説していきます
ぜひ読んで頂けると嬉しいです!
では参りましょ
目次
ディレイドアームとは
ピッチングにおいて、腕(特に前腕)が体の回転やステップのよリモ”遅れて”出てくる状態を指します。
この「遅れ」こそが、実は球速アップやキレのある球に繋がる重要な要素とされています。
簡単に言うと‥
・腕を早く振るのではなく、体の動きのあとに、ムチのように腕がついてくるイメージ
・下半身から体幹→肩→腕の順に力を伝えることで、エネルギー効率のいい投球ができる
どうして注目されているの?
近年の野球・ソフトボール界では、球速・スピン量の向上が求められる中で
この「ディレイドアームの動作」が大注目。
・MLB投手のスロー映像や解析で共通して見られる特徴。
・肘が先、手は遅れることで、より鋭く、強い球を投げられる
・怪我のリスクを減らしつつ、最大限のパフォーマンスを引き出せる
ディレイドアームズメリット

- 球速アップ:ムチのようなしなりで最大限の加速が可能
- 怪我対策:肩や肘への負担が分散されやすい
- コントロールの向上:体幹主導の投球で安定性アップ
- ボールのキレ:スピンの質や回転数の向上にもつながる
注意点と誤解されがちなポイント
コーチの指導や動画チェックなど、段階的な習得が大事ですね!
取り入れている有名選手は?
- 大谷翔平(MLB)
- 山本由伸(NPB→MLB)
- ダルビッシュ有(MLB) etc
彼らのスロー映像を見ると、
まさに『ディレイドアームの理想型』が見られますよ
まとめ:ディレイドアームは”力を伝える黄金ルート”
「腕の遅れ」=「悪い動き」ではなく
むしろ理想的なパワーを伝達に繋がります
ディレイドアームは、正しく習得すれば、『球速・制球・怪我の予防』まで
三拍子が揃う最高の技術です。
ピッチングで伸び悩んでいる人、フォームを改善したい人は
体幹主導&腕のタイミングにぜひ注目してみてくださいね!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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